以前作ったwingetのインストールスクリプトを流用して、Windowsサンドボックス起動時にwingetが自動でインストールされるwsbのサンプルを作成しました。
カテゴリー: Windows
Windowsサンドボックスへwingetをインストールする
Windowsサンドボックス上ではwingetはインストールされていないため、自力でインストールする必要があります。
Windowsサンドボックスについては前回の「Windows サンドボックス環境構築手順」をご参照ください。
Windows サンドボックス環境構築手順
Windows 10 Pro以上のエディションでWindows サンドボックスというDockerのような使い捨て環境を構築できるとのことで試してみました。
主にwingetを試すためです。
Windows向けパッケージ管理システム wingetを使ってみた
NVM for Windowsを使って複数バージョンのnodejsをインストールの最序盤に出たwingetをいろいろと試してみました。
「現時点では Windows 10 1709 (ビルド 16299) 以降でのみサポートされています。」とのことなので、Windowsアップデートで最新化するとまず動くと思います。
NVM for Windowsを使って複数バージョンのnodejsをインストール
WindowsでOpenSSLを使う
OpenSSLのWikiからリンクされている下記のページからダウンロードします。
Win32/Win64 OpenSSL Installer for Windows - Shining Light Productions (slproweb.com)
普通に個人環境で実験するだけならWin64 OpenSSL Light EXE版で問題ありません。
Win64OpenSSL_Light-3_0_7.exe(3_0_7の箇所はバージョンが入るので、その時々によって異なります)を実行してインストーラを起動し、同意してNextを押して進みます。
下記の画像のようにThe OpenSSL binaries (/bin) directoryを選び、「C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin」にopenssl.exeが配置されるようにします。
インストールが済んだらWindows Terminalかコマンドプロンプトを起動し、openssl versionしてみます。まだパスを通していないので、失敗します。
>openssl version 'openssl' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
そのまま下記コマンドを実行し、OpenSSLの実行ファイルのパスを通します。
set Path=%Path%;C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin
Pathを表示し、末尾に「C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin」が入っていることを確認します。
echo %Path%
再度openssl versionを実行し、正常に実行出来ることを確認します。
>openssl version OpenSSL 3.0.7 1 Nov 2022 (Library: OpenSSL 3.0.7 1 Nov 2022)
もし失敗していた場合は一から手順を見直してください。
OpenSSLのバージョンが確認できたら次へ。
setコマンドは一時的な追加なので、最後にsetxで環境変数に保存します。
setx Path "%Path%"
以上で終わりです。
ちなみに、CUI(コマンド)ではなく、GUI(画面からポチポチ)する方法もあります。
Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行から「rundll32 sysdm.cpl,EditEnvironmentVariables」を入力してOKを押します。
環境変数のウィンドウが表示されたらユーザー環境変数のPathの項目を選んで編集し、「環境変数名の編集」ウィンドウにある新規(N)から「C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin」を追加します。
Windowsでdigコマンドを使えるようにする
ダウンロードとインストール
- ISCのダウンロードページへ移動
- BIND 9のタブを選択し、9.16系のDownloadボタンをクリック
- 出てきたポップアップからBIND9.16.**.x64.zip をダウンロード
※上記画像はUIが変わると参考にならないため、 Index of /isc/bind9/cur/9.16 からBIND9.16.**.x64.zip をダウンロードする方が分かりやすいです。
※9.18以降、Windows版バイナリは提供されないようです。 - BINDInstall.exe を管理者として実行し、インストーラを起動
- ディレクトリやオプション指定の画面では「Tools Only」にのみチェックを入れ、Installボタンを押し、インストール
- Visual C++ランタイムのインストールを求められる場合も同意してインストール
パスを通す
環境変数のPathにdig.exeのインストールディレクトリを追加するため、 ファイル名を指定して実行 (Windowsキー+R )画面に以下を入力する
rundll32 sysdm.cpl,EditEnvironmentVariables
C:\Program Files\ISC BIND 9\bin
にインストールされているはずなので、ファイルを確認の上、Path に上記のパスを追加。
コマンドプロンプトからdigを実行できるか確認する。
Windows 10のPowerShellからActive Directory関連のコマンドを打てるようにする
Windows 10 用のリモート サーバー管理ツール
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=45520
Windows 10(64bit) は WindowsTH-RSAT_WS_1803-x64.msu を選択
PowerShellを起動
whoami /fqdn
RSAT for Windows 10 で追加される機能 (ja-JP)
https://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/32010.rsat-for-windows-10-ja-jp.aspx
"Active Directory Module for Windows PowerShell"をインストールするのが目的
hoge(OU)に含まれるメンバー一覧を表示する
Get-ADGroupMember -Identity "hoge"