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社内からインフラの基礎を知りたいということで、Linux雑談しつつGoogle CloudのCompute EngineにWordPressを構築する突発ハンズオン(ノー準備)を開催しました。そのときの作業メモです。

... "Google CloudのCompute EngineにWordPressを立てる" を続けて読む

仕事でGoogle Cloudを触っているのですが、情報が散らばっているのでまとめてみます。

学習用コンテンツや情報収集のためのリンク集です。定期的にメンテ予定。

... "Google Cloud学習用コンテンツ及び関連サービスまとめ" を続けて読む

Packerを使ってCompute Engineのマシンイメージを作成し、Google Cloud上のプロジェクトに保存する方法です。

... "Packerを使ってGCEのマシンイメージを作成する" を続けて読む

Google Cloudを使ったアプリケーション開発において、「簡単にデプロイされているアプリのバージョンを確認したい」という要望があったので、gitのCommit IDやpushしたタグをコンテナに詰める方法をメモっておきます。

なお、メインはCloud Buildのため、Cloud RunとSource Repogitriesについては省略しています。

ディレクトリ構成

┣cloudbuild
┃┗cloudbuild.yaml
┗container
 ┣Dockerfile
 ┗html
  ┗index.html

cloudbuild/cloudbuild.yamlの中身(の一部)

steps:
  - name: gcr.io/cloud-builders/docker
    args:
      - build
      - '--no-cache'
      - '-t'
      - '$_GCR_HOSTNAME/$PROJECT_ID/$REPO_NAME/$_SERVICE_NAME:$COMMIT_SHA'
      - container
      - '-f'
      - container/Dockerfile
      - '--build-arg'
      - COMMIT_SHA=$COMMIT_SHA
      - '--build-arg'
      - TAG_NAME=$TAG_NAME
    id: Build
    (長いので以下略/Cloud RunをWebコンソールから作ったときに作成されるものと同じ)

container/Dockerfile の中身

FROM nginx

COPY ./html /usr/share/nginx/html

ARG COMMIT_SHA
ARG TAG_NAME

ENV COMMIT_SHA ${COMMIT_SHA:-local}
ENV TAG_NAME ${TAG_NAME:-local}

RUN echo ${COMMIT_SHA} > /usr/share/nginx/html/commit.txt
RUN echo ${TAG_NAME} > /usr/share/nginx/html/tag.txt

--build-arg を使ってCOMMIT_SHAとTAG_NAMEを渡します。

ビルド時にARGで受け取った後、環境変数に格納して公開ディレクトリのテキストファイルに書き出しています。

1.0.2のタグが付いたCommit IDが42e23d5のコミット

上記画像の場合、[URL]/commit.txtにアクセスすると、「42e23d574a162804813b1a5dee1da7cb8247f734」
[URL]/tag.txtにアクセスすると、「1.0.2」のテキストが表示されます。