マネジメント(主にリーダーシップ)の勉強をしている中で『エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方』という本に行き当たりました。
エラスティック(Elastic)とは、以下のような意味です。(IT用語辞典から引用)IT関係だとElasticsearchなどのOSS名で聞いたことがあるかもしれません。
エラスティック(elastic)とは、伸び縮みする、弾力性のある、弾性の、融通が効く、などの意味を持つ英単語。
『エンジニアのためのマネジメント入門』などでも書かれていますが、リーダーシップは複数あり、状況に応じて使い分ける必要があります。「俺は元々こんな性格だから、こういうこんな振る舞いしかできないんだ!」を決め込んでしまうと状況に対して柔軟な対応ができず、場合によっては老害ムーブになってしまいます。
『エラスティックリーダーシップ』では、その状況とリーダーシップを「サバイバルフェーズ」「学習フェーズ」「自己組織化フェーズ」の3つのフェーズ、「サバイバルモード」、「学習モード」、「自己組織化モード」の3つのリーダーシップに分類しているようです。問題解決を優先するモード、教育・育成を優先するモード、自己組織化モードの3つです。
3つめの「自己組織化」は本来自然科学由来の用語のようですが、アジャイル関連でも割と頻出の単語になっています。リーダーがいなくてもチームが自己判断できる(ビジョンを共有している・権限が委譲されている)状態を指すと認識しています。
本当は買って読みたいのですが、Amazonを見ると中古でも5,000円超えとかなり高騰しています。さすがにちょっと手が出しにくいので、内容が多少なり垣間見える書評リンク集を作ってみました。場所によっては図書館にあるようなので、いずれ読んでみたいです。
- 【BOOKレビュー】チームの強化に役立ちそうな本──勝手にレビュー #012『エラスティックリーダーシップ ─自己組織化チームの育て方』
- 【書評】エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方
- 「エラスティックリーダーシップ」を改めてまとめてみた
- エラスティックリーダーシップを読んだ
- 読了 エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方
- 「エラスティックリーダーシップ」でソフトウェア開発をうまくリードする方法を考える
- 「エラスティックリーダーシップ」を読了した