OpenSSLのWikiからリンクされている下記のページからダウンロードします。
Win32/Win64 OpenSSL Installer for Windows - Shining Light Productions (slproweb.com)
普通に個人環境で実験するだけならWin64 OpenSSL Light EXE版で問題ありません。
Win64OpenSSL_Light-3_0_7.exe(3_0_7の箇所はバージョンが入るので、その時々によって異なります)を実行してインストーラを起動し、同意してNextを押して進みます。
下記の画像のようにThe OpenSSL binaries (/bin) directoryを選び、「C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin」にopenssl.exeが配置されるようにします。
インストールが済んだらWindows Terminalかコマンドプロンプトを起動し、openssl versionしてみます。まだパスを通していないので、失敗します。
>openssl version 'openssl' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
そのまま下記コマンドを実行し、OpenSSLの実行ファイルのパスを通します。
set Path=%Path%;C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin
Pathを表示し、末尾に「C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin」が入っていることを確認します。
echo %Path%
再度openssl versionを実行し、正常に実行出来ることを確認します。
>openssl version OpenSSL 3.0.7 1 Nov 2022 (Library: OpenSSL 3.0.7 1 Nov 2022)
もし失敗していた場合は一から手順を見直してください。
OpenSSLのバージョンが確認できたら次へ。
setコマンドは一時的な追加なので、最後にsetxで環境変数に保存します。
setx Path "%Path%"
以上で終わりです。
ちなみに、CUI(コマンド)ではなく、GUI(画面からポチポチ)する方法もあります。
Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行から「rundll32 sysdm.cpl,EditEnvironmentVariables」を入力してOKを押します。
環境変数のウィンドウが表示されたらユーザー環境変数のPathの項目を選んで編集し、「環境変数名の編集」ウィンドウにある新規(N)から「C:\Program Files\OpenSSL-Win64\bin」を追加します。